日本学術会議 情報学委員会が生成AIに関する公開シンポジウムを開催

イベント

7月17日・18日に下記のシンポジウムが開催されます。
7月18日「生成AIを受容・活用する社会の実現に向けて」には、黒橋禎夫センター長を始め、科学主幹の関根聡・NII特任教授、宮尾祐介・東京大学教授、相澤彰子・NII教授が登壇、パネルディスカッションに参加予定です。

各シンポジウムはこちらからお申し込みいただけます。


日本学術会議 公開シンポジウム
 「生成AIを受容・活用する社会の実現に向けて」

【開催日時】2025年7月17日(木) 10時00分~17時10分
【場  所】日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)およびオンライン配信
【主  催】日本学術会議 情報学委員会 ITの生む諸課題検討分科会
【共  催】国立情報学研究所
【開催趣旨】
 生成AIは、学術・産業・社会全体に影響を及ぼす包括性、人間と共存し得る革新性、急速な進展という加速性を備えています。それゆえに脅威や課題もある一方、社会課題解決への可能性も秘めており、その適切な受容と活用が重要です。
日本学術会議では、このような生成AIの現状と動向、脅威と課題、活用による波及効果について、学術の立場から深く洞察し、生成AIを受容・活用する社会の実現に向けてとるべき施策について、本年2月27日に提言を公表しました。
 本シンポジウムでは、その提言の作成経緯と内容を紹介し、脅威・課題、波及効果の分析を執筆担当者が講演します。最後に講演者によるパネル討論を行い、提言の実現に向けた議論を深めます。
【プログラム詳細】
https://sites.google.com/view/scjinfoit/event2025

公開シンポジウム(第18回情報学シンポジウム)
「生成AIとICTが拓く未来:市民参加型デモクラシーとまちづくり」

【開催日時】2025年7月18日(金)9時30分~12時
【場  所】日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)およびオンライン配信
【主  催】日本学術会議 情報学委員会、政治学委員会
【共  催】国立情報学研究所
【開催趣旨】
 近年、生成AIやICT(情報通信技術)の急速な進化は、社会のあらゆる領域に変革をもたら しています。特に、自治体運営や市民参加型のデモクラシー、そして持続可能なまちづくりにおいて、これらの技術が果たす役割はますます重要性を増しています。本シンポジウムでは、以下の問いを中心に議論を深めます。
・生成AIやICTは、市民と政治、自治体運営にどのような影響を与えるのか?
・市民参加型の意思決定や集合知の活用は、どのように民主主義を進化させるか?
・技術革新の中で、学術や研究者はどのような役割を担うべきか?

 本シンポジウムでは、多様な分野の専門家や実務家を招き、講演やパネルディスカッションを通じて未来像を描きます。市民、自治体関係者、研究者が一堂に会し、新しいガバナンスモデルやまちづくりの可能性について考える場を提供します。
【プログラム詳細】
https://sites.google.com/view/scj-i/scj_18th_sympo